50兆円の違和感 商用発電はまだない それでも市場は50兆円 期待が重なる理由 AI需要・国策・脱炭素・安保 四つの追い風が重なる 見る順番が重要 技術→発注→売上→利益 関連株は距離で選ぶ 核融合とは何か 軽い原子核を融合し 質量差をエネルギーへ 代表的な反応 重水素+トリチウム →ヘリウム+中性子 電気になるまで 反応の熱を回収し 蒸気タービンで発電 なぜ1億度なのか 原子核は互いに反発 高温で衝突を増やす プラズマという状態 電子と原子核が分離 固体・液体・気体の先 核分裂との違い 似ているのは原子核利用 反応と課題は大きく違う 廃棄物ゼロではない 長寿命の高レベル廃棄物は抑制 炉材の放射化管理は必要 燃料クイズ トリチウムは海水から そのまま大量に取れる? 閉じ込め方式の競争 磁場で閉じ込めるか レーザーで瞬間圧縮するか トカマク型 ドーナツ状の炉内で 磁場がプラズマを保持 ヘリカル型 ねじれた磁場を利用 長時間運転を狙う レーザー核融合 燃料ペレットを一瞬で圧縮 短い反応を繰り返す構想 共通の要は超伝導 方式は競争中でも 磁石・冷却・材料は先に必要 成功は4段階 反応成功と商用発電の間に 三つの大きな壁がある Q値の読み違い プラズマ内部の増倍率と 発電所全体の収支は別 ITERの工程変更 旧計画の2025年開始から 新計画は2034年研究運転へ 技術より工程を見る 実験成功だけでなく 建設・品質・保守も追う 市場規模の推計 現在約50兆円 2034年90兆円・40年120兆円 50兆円の中身 売電収入だけではない 研究・装置・設計まで含む 推計には幅がある 複数レポートの平均値 内訳の積み上げは検証途上 50兆円の受け止め方 現在の企業売上ではなく 産業全体の可能性を示す数字 供給網支出は増加 2024年4.34億ドル 2025年5.38億ドル 日本の投資想定 2040年度まで官民3.1兆円 実証プラント1基を仮定 資金調達はゴールではない 集めた資金が設備へ変わり 納期どおり動くかが次の壁 本物の進捗を探す 資金額より設備・発注・納入 実物の進捗を確認する 供給網の主役 炉方式が決まる前から 共通部品の需要は始まる 利益までの距離 ニュースの期待を 受注・売上・利益へつなぐ 不足しやすい技術 電源・熱管理・真空・燃料 材料供給の拡大が課題 独自仮説 炉の勝者を当てるより 共通技術を持つ企業を見る 注目10社の分類 順位ではなく役割で整理 実納入と出資を分ける 巨大コイルを納入 三菱重工業・三菱電機 ITER向けTFコイルを製作 IHI 極低温ポンプで超伝導を維持 核融合外への展開余地もある フジクラ CFSへ高温超伝導線材 出資だけでなく納入実績 古河電気工業 低温と高温の両方を保有 Tokamak Energyと協業 住友電気工業 2300度級に耐える材料 タングステン部品を量産 日揮HD トリチウム除去設備の知見 CFSの商用炉計画と協議 日本製鉄 子会社がITER導体を製作 長尺部材と溶接技術が接点 三井物産 複数企業へ分散出資 産業全体の商流形成を狙う 三菱商事 CFSへの日本連合を主導 将来の商業化網へ接点 10社を一覧化 実納入と将来展開を分ける 大型企業ほど寄与率も確認 大型株の注意点 核融合との接点があっても 全社利益への影響は小さい場合 5つの判断軸 関連という言葉を 受注・比率・顧客まで分解 2軸で位置づける 核融合との直接性と 利益への近さは別の軸 短期と中長期 短期はニュースと需給 中長期は受注と利益 関連が深ければ安心? 技術的な関連の深さと 投資妙味は同じではない 3つのシナリオ 遅延・継続・業績化 条件で見方を切り替える 弱気へ移るサイン 複数社の延期と資金難 供給網受注の減少が重なる 強気へ移るサイン 技術・資金・規制・顧客 供給契約まで同時にそろう 三つの数字を分ける 50兆円は夢 5.38億ドルは現在地 次に確認する5項目 公式発表と決算で テーマから業績への移行を追う 勝者より距離を見る 炉方式の勝者を当てるより 受注を利益へ変える企業を見る