MEDY STORY
【トランプ関税】対日関税12.5%発動。自動車より影響が大きい業種は?
最高裁判決後の制度変更とFANUC・コマツ・ダイキン工業・自動車株への影響
2026年7月30日 公開
最高裁が否定した関税は、なぜ別の法律で続いているのか。対日関税12.5%の計算、適用除外、対日輸入構成、個別企業の生産体制まで数値で整理します。
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第1章
最高裁で無効のはずが
最高裁が否定した後も 対日関税12.5%が発動
2026年2月20日
最高裁が否定した範囲
関税政策全体ではなく IEEPAによる関税を否定
米連邦最高裁
判決文の結論
IEEPAは大統領に 関税権限を与えていない
第2章
法律を替えて関税を継続
IEEPAから122条へ さらに301条へ乗り換え
IEEPAから通商法301条までの6段階
最高裁判決後の制度変更とFANUC・コマツ・ダイキン工業・自動車株への影響
通商法122条
つなぎ関税は150日限定
10%の暫定課徴金は 議会延長なしで150日
USTR
301条調査は手続き型
意見募集と各国協議を重ね 最終措置を正式に決定
60カ国・地域
税率区分は3グループ
制度整備の状況によって 10%・差額方式・12.5%
対象範囲
対象は米国輸入の99.4%
主要な貿易相手を ほぼ全面的にカバー
第3章
現在の関税は有効なのか
行政措置として発効中 司法判断はまだ未確定
法的位置づけ
有効と合法確定は別
徴収は始まっている一方 301条の範囲は争い得る
2026年7月23日
USTRの最終措置
調査と公聴会を踏まえて 60カ国への関税を決定
適用除外
すべての商品が対象ではない
232条対象品や重要原材料 供給混乱を招く品目は除外
第4章
12.5%は追加税率ではない
通常関税との合計を調整 商品ごとに変化幅が違う
MFN差額方式
日本は合計12.5%
通常のMFN税率に加えて 合計が12.5%になるよう調整
クイズ
税率は何ポイント増える?
MFN税率2.5%の商品は 旧制度から何ポイント変化
税率比較
答えは変化なし
MFN税率2.5%の商品は 旧制度も新制度も12.5%
平均MFN税率
機械は通常税率が低い
機械1.3%・電気機器1.2% 低税率品ほど12.5%へ上昇
2023年・金額ベース
対日輸入の中心は3分野
自動車33.6%に続いて 一般機械23.8%・電機12.9%
232条と301条
自動車は今回の別枠
自動車への負担は残るが 新規12.5%の中心ではない
第5章
個別企業は生産地で分かれる
米国売上比率だけでなく 原産地と現地生産を確認
コマツ・6301
コマツは売上横ばい・利益減
売上高は0.7%増えた一方 営業利益は13.7%減少
2027年3月期見通し
コマツは関税と現地生産が併存
関税政策を原価上昇要因に 販売価格とコスト削減で対応
ダイキン工業・6367
ダイキンは増収を維持
売上高は4.75兆円から 5.15兆円予想へ拡大
第6章
4項目で企業を選別
対象品目・通常税率に加え 輸出比率と価格転嫁を確認
最終判定
関税は選別戦へ
どこで作り誰が負担するか 企業ごとに見極める