MEDY STORY

スタバがAIで自社開発へ。BtoBサブスクに起きる本当の変化

大企業は内製化。中小企業はSaaS継続。その分岐点はどこか

2026年7月13日 公開

StarbucksのAI自社開発報道を起点に、ソフトウェア株とBtoBサブスクの未来を読み解きます。焦点は、SaaSが終わるかではなく、企業規模によって「買うソフト」と「作るソフト」が分かれ始めたことです。

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SCROLL

導入

コーヒー会社の一撃

スタバがAIで自社開発へ動き始めた ソフト株が揺れた理由を探る

表のニュース

市場が見たもの

一社の節約では終わらないニュース 買い続ける前提が揺らぎ始めた

報道で示されたソフトウェア株の寄り前反応

大企業は内製化。中小企業はSaaS継続。その分岐点はどこか

-4%-3%-2%-1%0%IBMServiceNowSalesforce

報道直後

売られた銘柄

寄り前に下げたソフト株の反応から 外部ソフト依存への警戒を見る

Starbucksの年間ソフトウェア支出

大企業は内製化。中小企業はSaaS継続。その分岐点はどこか

0百万ドル100百万ドル200百万ドル300百万ドル400百万ドル年間ソフト支出

Starbucks

四億ドルの重み

報道ベースの年間支出額から見る 内製化の動機と限界を読み解く視点

Starbucksが見直すとされる領域

報道ベース。契約終了の範囲は未確認

外部ソフトを購入AI支援で内製候補を開発在庫・保守管理を検証POSも長期で見直し候補

何を作るのか

置き換え候補

在庫・保守・POSまで対象に浮上 契約終了はまだ未確認の段階と見る

独自仮説

本当の論点

AIそのものより重要なのは企業規模 増え続ける利用アカウントの重さ

大企業で内製化が検討される流れ

編集部仮説。企業規模による損益分岐点

利用アカウントが増える月額課金が固定費化業務ごとの改修も必要AI内製化・共同開発を検討
出典: 報道内容と編集部分析を基に作成Created by medy

損益分岐点

大企業の計算

人数が増えるほどソフト費用は重くなる 内製化や共同開発が選択肢に

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Microsoft

共同開発の波

専門家を顧客企業の中に入れて AIを一緒に設計する動きが広がる

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AWS

AWSも同じ方向

一〇億ドル投資で進めるAWSの動き 顧客内のAI実装支援が始まる

反転

中小企業は別

作るより使う方が安い企業もある 中小企業には別の合理性がある点

日本企業のDX取組率

大企業は内製化。中小企業はSaaS継続。その分岐点はどこか

0%20%40%60%80%100%1,001人以上100人以下

日本企業

規模で差が出る

DX取組率は大企業が高いという現実 小規模企業との差はかなり大きい

企業規模でDX取組率はどう違うか

正解は、1,001人以上の企業

AA|100人以下の企業BB|1,001人以上の企業VSあなたはどっち?

理解チェック

クイズ

AI内製化が現実的なのはどちらか 企業規模で答えが変わると見る

見方の転換

全企業ではない

AI内製化は全社共通の流れではない 規模ある企業の選択肢として見る

Agentic AIの影響を受け得る企業アプリ支出

大企業は内製化。中小企業はSaaS継続。その分岐点はどこか

0十億ドル50十億ドル100十億ドル150十億ドル200十億ドル250十億ドルAI影響リスク

Gartner

危ない市場

企業アプリ支出の一部が揺れる可能性 AI影響リスクを数字で確認する

大企業向け席数課金が問われる理由

AIエージェントが画面操作を代替する可能性

人がSaaS画面を開く席数に応じて課金AIが裏側で処理席数課金の納得感が低下

席数課金

危ないSaaS

画面を開く価値そのものが問われる AI時代には席数課金が揺らぐ

2026年の世界IT支出見通し

大企業は内製化。中小企業はSaaS継続。その分岐点はどこか

0兆ドル1兆ドル2兆ドル3兆ドル4兆ドル5兆ドル6兆ドル世界IT支出

IT支出

市場は消えない

世界IT支出は増加予想という事実 市場縮小とは違う見方に切り替える

ソフトウェア予算の組み替え

市場縮小ではなく支出先の再配分

従来SaaSAI内製化AI共同開発クラウド・AI基盤

予算の行き先

配分が変わる

SaaS支出が消えるのではなく 支出先が組み替わっていく可能性

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Gartner

逆説が本質

IT支出は伸びるのに一部SaaSは揺れる 今回のニュースの逆説を見る

SalesforceのAI・データ関連ARR

大企業は内製化。中小企業はSaaS継続。その分岐点はどこか

0十億ドル0.5十億ドル1十億ドル1.5十億ドル2十億ドル2.5十億ドル3十億ドル3.5十億ドルAgentforce+Data360 ARRAgentforce ARR

Salesforce

SaaS側の反撃

SalesforceはAIとデータで 新しいARRを作りに行く

ServiceNowのサブスクリプション売上

大企業は内製化。中小企業はSaaS継続。その分岐点はどこか

0十億ドル0.5十億ドル1十億ドル1.5十億ドル2十億ドル2.5十億ドル3十億ドル3.5十億ドルQ1 2026 サブスク売上

ServiceNow

ServiceNowも成長

ServiceNowはサブスク売上を 前年比二二%伸ばしている

AI時代に残るSaaSの条件

置き換えられる側から、必要になる側へ

業務データを握るワークフローの中心にいるAIを追加価値に変える内製より安全で早い

反撃条件

残るSaaS

AIを使うほど業務に深く入れるか 残るSaaSの分岐点を整理する

現実

ただし壁もある

AI機能を出すことと顧客が払うこと 追加料金には別の壁が残る点

評価は割れた

Kampus Production / Pexels

Salesforce

評価は割れた

Agentforceへの評価には慎重な見方もある AI期待の現実面を確認する

SaaS株を見る4つの軸

銘柄名より、顧客層と課金構造

確認すること意味顧客規模大企業か中小企業か内製化余地課金モデル席数か成果か値下げ圧力業務中枢データを握るか置き換え難さ費用対効果内製より安いか継続理由
出典: 編集部分析を基に作成Created by medy

投資判断の材料

見るべき軸

銘柄名だけで判断しないために 顧客規模と課金構造を見る必要がある

AI時代のSaaS企業4分類

顧客規模と置き換え難さで見る

分類特徴見方大企業・席数型代替されやすい再評価圧力大企業・中枢型業務データを握る残りやすい中小企業向け内製より安い守りやすいAI成果課金型価値で課金強気余地
出典: 編集部分析を基に作成Created by medy

分類

四つに分ける

危ない型と残る型を分けて考える 一律の強気弱気を避けるための整理

終盤

三つの未来

弱気・中立・強気を条件つきで見る 過度な断定を避けて整理する視点

BtoBサブスクの3シナリオ

条件で見れば、過度な断定を避けられる

シナリオ条件確認点弱気大企業が席数課金を削るRPO・NRR鈍化中立内製とSaaSが用途で分か…顧客規模別売上強気AIを追加課金に転換AI ARR拡大
出典: Gartner、企業IR、報道を基に編集部作成Created by medy

判断軸

三シナリオ

大企業の契約更新とAI課金の伸び 次の決算で見る分かれ目になる

投資家が次に確認したい5項目

売買推奨ではなく、事業構造を見るチェックリスト

顧客は大企業中心か席数課金依存が高いかAI ARRは伸びているかNRR・RPOは鈍化していないか内製より安く安全か
出典: 編集部分析を基に作成Created by medy

チェック項目

次に見る数字

短期株価よりも見るべき数字がある 契約更新とAI売上の変化を見る

着地

最後の結論

SaaSは消えるのではなく分解される 企業規模ごとの支出先を見る

— END —

スタバがAIで自社開発へ。BtoBサブスクに起きる本当の変化