MEDY STORY
【決算分析】「SKハイニックス(000660)」26年Q2決算の独自スコアは?過去最高・予想未達・利益率76%を検証
過去最高でも74点。営業利益率76%と予想未達の落差
2026年7月29日 公開
売上高・営業利益・純利益は過去最高。それでも株価は約10%下落しました。本業の強さと市場期待の差を、5項目100点満点で検証します。
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今回決算
過去最高でも74点
営業利益率76%でも評価は満点ではない
企業紹介
メモリ大手の決算
売上・利益・純利益はいずれも過去最高
採点方法
5項目で100点
達成度・成長・利益率・見通し・財務
検証の焦点
なぜ満点級ではない
営業利益率76%でも市場予想には未達
株価反応
過去最高なのに下落
市場は決算の何を嫌ったのか
株価参考値
決算当日の値動き
終値は約140万2,000ウォン・約9.5%安
当日値動き
高値から急落
始値156万7,000から終値140万2,000へ
反応の矛盾
過去最高と株安
過去最高の業績と約10%安が同時発生
期待値
市場が見た基準
前年比ではなく予想を超えたかが焦点
市場データ
株価反応を確認
決算当日の価格推移は参考値として使用
事業構造
利益はHBMだけか
DRAMとNANDの稼ぎ方を先に整理
用語整理
DRAMとNAND
HBMはDRAMの高付加価値製品
製品構成
売上の73%はDRAM
DRAM73%・NAND27%
収益構造
利益を決める式
数量×平均販売単価×製品構成
製品戦略
HBM4の量産開始
次世代HBMの出荷が下期成長を支える
誤解防止
HBMはDRAMの一部
HBMだけを別事業として足さない
一次資料
純利益の分解
投資資産利益63.27兆ウォンを確認
利益の質
本業と一過性を分ける
営業利益60.54兆・投資利益63.27兆
達成度
最大の分かれ目
過去最高でも市場予想には届かなかった
市場予想比
売上高は予想未達
実績79.32兆・予想約84兆ウォン
市場予想比
営業利益も未達
実績60.54兆・予想64兆ウォン
二択クイズ
市場予想を上回った?
売上高と営業利益はともに下回った
前年同期比
前年同期比は急増
売上高は前年同期比257%増
一次資料
数量と価格の原本
DRAM・NANDの出荷量とASPを確認
前年同期比
営業利益は6倍超
営業利益は9.21兆から60.54兆へ
評価の分離
絶対額と期待値
過去最高と予想未達は同時に成立する
前四半期比
前四半期比も増加
売上高は51%増・営業利益は61%増
データ不足
通期計画比は算定不能
会社は通期売上・利益の数値計画を非開示
成長の質
成長は数量か値上げか
売上急増の中身を数量と単価に分解
前四半期比
DRAMは数量も価格も増
数量は1桁台後半増・ASPは約30%上昇
前四半期比
NANDは価格上昇が大きい
数量は10%台半ば増・ASPは50%台半ば
成長分解
数量と単価が両方プラス
DRAM・NANDとも数量増と価格上昇
製品構成
NAND構成比が上昇
NANDは21%から27%へ
製品ミックス
高付加価値品が寄与
HBM・サーバーDRAM・企業向けSSD
利益の質
営業成長と純利益を分離
本業は強いが純利益は投資利益で膨張
一過性要因
投資利益は営業利益超
営業利益60.54兆・投資利益63.27兆
収益性
営業利益率76%の正体
価格・製品構成・原価改善を検証
利益率推移
売上総利益率は83%
前年同期54%・Q1 79%・Q2 83%
利益率推移
営業利益率は76%
前年同期41%・Q1 72%・Q2 76%
キャッシュ収益
EBITDA率も81%
前四半期79%から81%へ上昇
一次資料
5四半期の利益率
売上総利益率・営業利益率を原本で確認
要因分解
利益率改善の経路
価格上昇→製品構成→原価改善
利益構造
売上から営業利益まで
売上79.32兆から営業利益60.54兆へ
持続性
満点にしない理由
製品別利益率非開示・市況循環の影響
見通し
通期計画は上方修正?
数値計画がない決算をどう採点するか
二択クイズ
上方修正した?
正解はB・具体的な通期利益計画はない
年間見通し
市場需要は高成長
DRAM20%台半ば・NAND10%台後半
前四半期比
Q3も出荷増を計画
DRAM約10%増・NAND1桁台前半増
一次資料
長期契約は約10社
前受金を含む契約履行の仕組み
投資計画
設備投資は大幅増
2025年30.17兆から40兆台後半へ
中間集計
ここまで61点
10+18+19+14=61点
財務
大型投資に耐えられるか
40兆台後半の設備投資と財務余力
キャッシュフロー
FCFは36.96兆ウォン
営業CF65.71兆-投資CF28.75兆
一次資料
キャッシュフロー原本
営業CF・投資CF・設備取得額を確認
前四半期比
現預金は大幅増
54.33兆から87.96兆ウォンへ
財務健全性
現金が負債を上回る
現預金87.96兆・有利子負債18.59兆
前四半期比
有利子負債は減少
19.32兆から18.59兆ウォンへ
株主還元
財務の減点要因
運転資本流出32.24兆・追加還元は未確定
市場評価
株価下落は整合的か
約10%安と74点の関係を検証
市場反応
決算前後の株価
市場は予想未達と持続性を織り込んだ
整合性
市場が見た天秤
本業の強さより期待との差を重視
市場予想比
決定的だった予想差
営業利益は64兆予想に対し60.54兆
反対論
最も強い弱気論
利益率のピークと設備投資が供給過剰を招く
反証条件
本線が崩れる条件
出荷・利益率・FCFの3点で確認
本線回収
下落理由は理解できる
決算自体は弱くないが期待には届かなかった
総合評価
74点の最終判定
5項目を通過した結論を確定
最終集計
総合74点
10+18+19+14+13=74点
次回チェック
次回確認する3つの数字
DRAM出荷・営業利益率・FCF
最終判定
強弱が分かれる決算
本業は強いが期待と再現性に課題