MEDY STORY
【テンバガー】Laboro.AI利益86%増。人月型AIの壁を越えられる?
売上CAGR約37%。それでも最大の弱点は人材依存
2026年9月1日 公開
営業利益は85.7%増、国内AI市場も高成長。一方、現在の収益は人員アサインに連動します。Laboro.AIはAIを使って自社の人月依存を壊せるのか。5項目・100点満点で検証します。
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決算
利益は85.7%増
3Q営業利益は2.45億円 前年同期比+85.7%
弱点
ただし人材依存型
売上はプロジェクトへの 人員アサインに連動
中心質問
壁を越えられるか
AIを売る会社から AIで自社を変える会社へ
見方
AI市場だけでは足りない
市場成長より重要なのは 1人当たりの生産性
章末
5項目で検証
成長・市場・競争力・財務 最後に株価評価まで確認
事業
何で稼ぐ会社か
企業ごとにAIを設計する カスタムAIが主力
売上構成
ほぼカスタムAI
カスタムAI 18.84億円 全社売上 19.11億円
カタリスト
業績を上方修正
営業利益予想を 2.94億円→3.80億円
理由
少ない人員でも伸びた
採用計画未達でも AI活用で生産性を改善
経営体制
一方でCOO辞任
藤原COOは9月30日付で 代表取締役・取締役を辞任
中計
9月に中計を予定
中期経営計画で 非人月成長の具体策を確認
なぜ今
決算と中計が重なる
好決算だけでなく 事業モデル転換を問う局面
問い
成長は異常値か
過去3年と直近3Qを 同じ基準で確認する
売上推移
売上は約2.6倍
2022年7.33億円から 2025年19.00億円へ
直近
3Qも38.8%増
3Q累計売上19.11億円 前年同期比+38.8%
利益
利益86%増の注意点
連結では+85.7% 主力事業は+35.3%
通期
通期も高成長計画
売上+35.7% 営業利益+98.6%予想
スコア
成長22点
売上・利益成長 22点/25点
問い
市場は十分大きいか
10倍を支えるには 企業より市場が先に大きい必要
IDC
国内AI市場は約3倍へ
2025年2.37兆円から 2029年6.89兆円予測
成長率
CAGRは36.0%
市場自体が年36%成長 AIソフトは48.9%予測
会社TAM
会社推計TAMは0.9兆円
Laboro.AI対象市場 2026年度 約9,000億円
シェア
現在規模はまだ小さい
会社売上25.78億円予想 TAM比では1%未満
スコア
市場19点
市場の成長余地 19点/20点
問い
最大の分かれ目
高粗利でも人月型なら 成長速度には上限がある
粗利
粗利率は68%
3Q累計粗利率68% 通期計画69%
利益率
営業利益率は13%
3Q累計13% 通期計画15%
既存顧客
売上の91%が既存顧客
既存顧客売上17.06億円 新規顧客売上1.77億円
弱点
人件費が売上の51%
コストの中心は人材 人員増が成長制約になり得る
収益モデル
売上は人員に連動
現行はアサイン型委託料 SaaS型とは異なる
転換策
AIで自社を効率化
PMや企画業務で 約30%の工数削減事例
技術基盤
非人月課金はまだ途中
技術基盤課金は試行段階 金額の開示はまだない
スコア
競争力14点
収益力・競争力 14点/20点
問い
成長投資を続けられるか
AI人材とM&Aには 資金余力が必要
現金
現預金23.21億円
売上規模に対して 手元資金は厚い
自己資本
自己資本比率90%超
自己資本比率 約90.5% 固定負債はゼロ
スコア
財務12点
財務・投資余力 12点/15点
問い
143億円なら安いのか
小さい時価総額と 高い期待は同時に存在する
株価
まず1年の株価
5586の値動きを 実データで確認
時価総額
時価総額142.9億円
2026年9月1日基準 小型株のサイズ
PER
予想PERは53.3倍
2026年9月1日基準 会社予想利益ベース
比較
ABEJAより約1.5倍
Laboro.AI 53.3倍 ABEJA 35.6倍
PSR
概算PSRは5.54倍
時価総額142.89億円 ÷予想売上25.78億円
10倍
10倍で約1,429億円
現在142.9億円から 10倍時は1,428.9億円
市場比較
TAMの約2.9%
売上258億円は 会社TAM9,000億円の2.9%
スコア
株価評価15点
時価総額・株価上昇余地 15点/20点
上方修正
利益予想は29%上振れ
2.94億円から3.80億円へ 売上修正は約4%
4Q
4Qに約1.35億円必要
通期3.80億円に対し 3Q累計は2.45億円
COO
COO辞任は補助リスク
経営体制は変わるが 中心仮説は収益モデル
判断
本線はまだ維持
上方修正は前向きな兆候 ただし1四半期では未証明
集計
82点の内訳
22+19+14+12+15 合計82点
中計
9月中計が重要
数値目標と収益モデルを 会社がどこまで明示するか
最終結論
壁は市場ではない
最大の課題は 人月依存を壊せるか