MEDY STORY
【フーシ派がサウジ海上封鎖を宣言】ホルムズ危機と重なる原油・物価・日本株への影響
2つの海峡が止まると何が起きるのか
2026年7月20日 公開
ホルムズ海峡を避けるための代替ルートが、新たな危険にさらされています。原油、物価、金利、日本株へ影響が届く経路を、企業の価格転嫁とヘッジまで含めて整理します。
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第1章
封鎖宣言の現在地
封鎖宣言と実際の海峡閉鎖は別物 現時点では同じ意味になりません
位置関係
紅海の南側の出口
紅海とアラビア海を結ぶ南の出口 最狭部はわずか約29キロの海峡
2026年1〜3月
2つの海峡を比較
ホルムズ海峡は世界最大級の動脈 バブ海峡は代替ルート南側の出口
クイズ
代替ルートの盲点
ヤンブー港まで運んだサウジ原油 アジアへそのまま直行できるのか
直近数週間
ヤンブー出荷が急増
ホルムズ回避で原油出荷量が急増 約1年でおよそ4倍まで増加した
紅海航路
保険料が先に動く
紅海航路の戦争保険料が急上昇 船価の0.3%から0.75%まで
第3章
コスト上昇の連鎖
封鎖リスクは保険料上昇から波及 運賃と燃料価格も順番に押し上げる
2026年7月20日
原油は90ドル台へ
停戦期待で原油価格の上昇幅縮小 終値は1バレル89.22ドルです
生活への波及
物価へ届く経路
燃料高は物流費を通じ各業種へ波及 物価上昇か企業減益につながります
2026年度見通し
物価は再び上向く
日銀の消費者物価見通しによれば 2026年度は2.8%上昇予想です
第4章
金利は一方向でない
物価上昇と景気下押しが同時に併存 金利は一方向には決まりません
上流開発
INPEXの感応度
原油価格が1ドル変動した場合は 年間損益が約55億円変動します
2026年度計画
ANAは影響を圧縮
燃料費増加は約1,400億円規模 対策後の利益影響は約600億円
海運
海運株は両面を見る
タンカー市況上昇は追い風ですが 燃料費と迂回コストは大きな逆風
確認条件
弱気へ傾くサイン
海峡通過量とヤンブー出荷量の減少 数週間続けば警戒を強める局面
供給安全保障
日本の備蓄は約8か月
日本の石油備蓄は約8か月分です 価格と物流費は先に上がり得ます
結論
利益までの時間差
日本株の差を生む本当の要因とは 利益へ届く経路と時間差にあります