MEDY STORY
【10万円以下の成長株6選】10万円以下で買える成長株を業績・財務・株価評価で比較
安い株と割安な株は同じではない
2026年8月7日 公開
100株を10万円以下で購入でき、直近の売上または利益に成長が確認できる6社を、テーマ独自スコアで比較します。株価の安さではなく、成長の純度、利益化、財務、期待の織り込みまで検証します。
AI音声ナレーションは有料プランの機能です
テーマ紹介
10万円以下の成長株
100株を10万円以下で購入でき、直近の売上と利益が伸びている6社を比較します。
採点方法
5項目で検証
テーマとの関係だけでなく、競争力、業績、財務、株価評価を同じ基準で確認します。
採点方法
合計100点満点
財務と投資余力、株価と期待の織り込み度も加え、合計100点で比較します。
最高点予告
最高スコアは87点
最高評価の企業名は伏せたまま、100点満点中87点という結果だけを先に示します。
オープンループ
1位は最後に判明
売上66%増の企業か、PER12.8倍の企業か。最高評価は最後の銘柄章で明かします。
基本の問い
安い株は割安か
株価1,000円以下という条件は購入額を決めますが、企業価値の安さまでは示しません。
用語整理
3つは別の概念
低位株は株価、割安株は評価倍率、成長株は売上や利益の伸びを表す別の分類です。
購入額比較
購入額は2.83万から
6社の100株購入額は2万8,300円から7万9,600円。価格差だけでは順位は決まりません。
章の結論
見るべきは中身
同じ10万円以下でも、時価総額、利益率、財務、PERは大きく異なります。
市場環境
10万円は特殊か
少額で買える成長株は例外ではありません。グロース市場では10万円前後が中心価格帯です。
二択クイズ
中央値は10万円より上か
グロース市場の投資単位中央値は、10万円より上か下か。二択で考えてください。
クイズ回答
答えは8万8,050円
中央値は8万8,050円。10万円以下はグロース市場の中心価格帯に近い水準です。
株式分割
株式分割は266社
2025年度に株式分割を決議した企業は266社。購入しやすい価格へ移る企業が増えています。
投資単位
約70%が10万円台へ
株式分割企業の約70%は、分割後の投資単位を10万円台まで下げることを企図しました。
NISA
NISAは2,821万口座
2025年末のNISA口座は2,821万口座、累計買付額は71兆円に達しました。
章の結論
母集団は増える
株式分割とNISA拡大により、10万円前後で比較できる成長企業は今後も増える可能性があります。
リスク
最大の落とし穴
株価の安さを割安さと誤認すると、高い期待や弱い財務を見落とします。
期待先行
PER108倍の例
100株約8万円でも、予想PER約108倍。購入額が低くても期待は高い場合があります。
利益化
増収でも減益
売上40.3%増でも営業利益35.2%減。成長率だけでは利益化を判断できません。
キャッシュフロー
利益と現金は別
営業利益が増えても、決済関連の未収入金や営業未払金で営業CFは大きく動きます。
選び方
成長率だけで選ぶか
売上成長率が最大の企業を、そのまま最高評価にしてよいのかが比較の核心です。
採点4・5
財務と株価30点
自己資本比率やCFを15点、予想PERとPSRへの期待の織り込みを15点で見ます。
会社の位置づけ
売上40%増でも最低点
AnyMind Groupはアジアで広告、EC、物流を一体支援。増収率と利益の逆行が焦点です。
株価
株価は市場平均と比較
1年間の株価推移を日経平均と重ね、事業成長と市場評価のずれを確認します。
決算数値
既存事業も25%増
Q1売上は177.42億円で40.3%増。M&Aを除くオーガニック売上も25%増でした。
株価評価
評価倍率と5社中央値
営業利益率は約1.1%。予想PER20.8倍、PSR0.44倍でも利益化の弱さを割り引きます。
会社の位置づけ
2万円台の利益成長株
BASEはネットショップ、決済、購入者ID、金融を一体化。黒字化後の利益拡大を検証します。
株価
株価は1年で確認
株価推移を日経平均と比較し、黒字化後の評価がどのように変化したかを確認します。
決算数値
営業利益87.3%増
上期売上123.88億円、35.5%増。営業利益は10.68億円で87.3%増でした。
会社の位置づけ
利益を伸ばすBPaaS
kubellはChatworkと業務代行型BPaaSを展開。SaaS以外の成長源が利益を押し上げます。
株価
株価と成長期待
株価を日経平均と比較し、利益改善が市場評価にどこまで反映されたかを確認します。
事業KPI
BPaaS ARRは75.2%増
全社ARRは97.8億円。BPaaS ARRは20.3億円で75.2%増と、成長を牽引しました。
会社の位置づけ
最も高成長な認証企業
ELEMENTSはeKYCと生体認証が主力。事業純度と成長率は6社で最上位です。
株価
株価は期待を映す
1年間の株価を日経平均と比較し、高成長への期待がどこまで織り込まれたかを見ます。
二択クイズ
高成長なら1位か
売上66%増、営業利益1,824%増。ELEMENTSは総合スコアでも1位でしょうか。
評価倍率は6社で突出
安い株と割安な株は同じではない
クイズ回答
答えは1位ではない
eKYCシェア40.2%、契約711社。一方、予想PER108倍とPSR3.84倍が大きな減点です。
評価倍率は6社で突出
安い株と割安な株は同じではない
会社の位置づけ
急成長より安定成長
アイスタイルは@cosmeのメディア、EC、店舗、広告データを一体運営します。
株価
株価と業績のバランス
株価を日経平均と比較し、急成長ではない企業にどの程度の期待が乗っているかを確認します。
事業構成
主力2事業が92%
リテール78%、マーケティング支援14%。主力2事業で売上の約92%を占めます。
最高点回収
最高87点の企業
最後はSun Asterisk。DX開発の成長、利益率、財務、評価倍率が最も均衡しました。
株価
株価と日経平均
1年間の株価を日経平均と比較。100株購入額は4万6,000円で、価格条件にも余裕があります。
決算数値
営業利益113.2%増
Q1売上44.08億円、24.6%増。営業利益6.22億円、113.2%増、利益率14.1%です。
株価評価
評価倍率と5社中央値
予想PER12.8倍、PSR1.01倍、自己資本比率58.2%。成長率とのバランスが6社で最良です。
徹底比較
6社を横並びで比較
価格、売上成長、営業利益率、財務、PER、PSRを同じ表に戻して順位の理由を確認します。
ランキング
スコア順位
87点から66点まで21点差。最高点はSun Asterisk、2位はアイスタイルです。
売上成長
成長率の順位は別
売上成長率はELEMENTSが66%で首位。AnyMind40.3%、BASE35.5%が続きます。
タイプ分類
タイプで選び方が変わる
規模・安定、純度重視、小型高リスク、川下型では、確認すべき数字が異なります。
比較結論
それでも87点が本線
売上、利益率、財務、評価倍率を分けた結果、現時点ではSun Asteriskを最高評価とするのが妥当です。
確認項目
次に見る3つの数字
M&Aを除く売上成長率、営業CF、予想PERを更新すれば、今回の順位を再検証できます。
最終順位
最高評価は87点
6社の順位を再掲。最高評価はSun Asterisk、最も高成長なのはELEMENTSでした。
最終判定
安さより成長の質
10万円以下は入口です。最高評価は、成長、利益率、財務、株価評価が最も均衡した企業でした。

