9月2日
協和キリンが11%急落
終値2,390円 前日比-11.05%
9月2日
安値では12%超下落
安値2,360円 前日終値2,687円
9月2日
前日はむしろ上昇
9月1日+2.25% 9月2日-11.05%
9月2日
売買も急増した
出来高約586万株 売買代金約142億円
9月2日
直前までは2,600円台
安定推移から 突然2,300円台へ
原因整理
薬価だけでは足りない
11%安には 別の説明が必要
原因整理
同じ政策対象でも差
協和キリン-11% アステラス約-1%
原因整理
最初は米国薬価から
米国薬価
米政府が9社と合意
MFN薬価を拡大 協和キリンも対象
米国薬価
MFNとは何か
他の先進国価格を 米国価格の基準に
米国薬価
協和キリンも正式発表
自主的合意を公表 詳細条件は非公開
米国薬価
Medicaid向けに割引
一部医薬品を対象 追加リベートの仕組み
米国薬価
州の参加は任意
一律値下げではない 対象範囲も条件次第
米国薬価
関税猶予も同時にある
薬価は負担 関税は猶予
米国薬価
発表当日は株価上昇
9月1日+2.25% 終値2,687円
米国薬価
北米売上は約4割
上期1,033億円 全社2,636億円
米国薬価
足元業績は増収増益
売上+14.3% コア営業益+79.6%
米国薬価
同じ材料の他社を見る
政策要因なら 似た反応が出るはず
原因比較
アステラスとの差は10pt
協和キリン-11.05% アステラス-1.04%
原因比較
両社とも9社に含まれる
Kyowa Kirin Astellas Pharma
原因比較
市場全体も大幅安
日経平均-2.85% TOPIX-2.40%
原因比較
指数以上に下げた
協和キリンと 日経平均を比較
原因比較
同業でも突出した下落
主要医薬品株は おおむね±2%程度
原因比較
2つだけでは不足
薬価+地合い それでも残る差
原因比較
新しい材料は9月2日
前日材料と 当日材料を分離
原因比較
市場で浮上した別材料
KHK4951の 学会発表を巡る懸念
原因比較
ここは断定しない
市場報道と 一次資料を分ける
原因比較
KHK4951はなぜ重要か
KHK4951
狙うのは点眼治療
標準は眼内注射 点眼で負担軽減を狙う
KHK4951
対象市場は大きい
nAMD 1兆円以上 DME 5千億〜1兆円
KHK4951
戦略的パートナリング
会社が明示した 重要な開発資産
KHK4951
nAMDでPhase 2
予定登録180人 結果は未掲載
KHK4951
DMEでもPhase 2
予定登録150人 同じく結果未掲載
KHK4951
主要完了予定は8月31日
nAMD・DMEとも Primary Completion予定
KHK4951
完了予定=結果公表ではない
試験上の節目 発表日とは別
KHK4951
その直後に懸念が浮上
学会採択を巡る見方 9月2日に材料視
KHK4951
新薬株は将来価値で動く
現在利益だけでなく 開発成功の期待も価格へ
KHK4951
確率が変わると価値も変わる
売上予想が同じでも 成功確率で期待値は変化
KHK4951
事実と市場解釈を分ける
事実:Phase 2進行 解釈:成果への懸念
KHK4951
固有材料の説明力が高い
同業差・時系列 開発価値がつながる
KHK4951
ただし最大の注意点
不採択と失敗は 同じ意味ではない
反対材料
結果はまだ掲載されていない
ClinicalTrials.gov No Results Posted
反対材料
DMEも結果未掲載
2本ともPhase 2 公開結果はまだない
反対材料
理由までは確認できない
データ不良とは 一次資料で確認できず
反対材料
確認できるのは市場心理
成果への懸念が 売り材料になった
反対材料
薬価再評価も残る
KHK4951だけが 唯一の原因ではない
反対材料
薬価条件は非公開
影響額は 現時点で算定困難
反対材料
一律適用ではない
州参加は任意 対象薬も条件次第
反対材料
11%は何を織り込んだ?
確定損失ではなく 期待値の変化を考える
価値評価
上期利益は大きく増加
コア営業益661億円 前年同期比+79.6%
価値評価
売上も14%増
上期2,636億円 前年同期比+14.3%
価値評価
通期計画も据え置き
売上5,200億円 コア営業益1,300億円
価値評価
北米は成長地域
上期1,033億円 前年同期比+16.8%
価値評価
主力品の北米依存も大きい
Crysvita北米売上 上期751億円
価値評価
売られたのは将来期待か
現在利益は堅調 開発価値は不確実
価値評価
予想PERは約16.7倍
アステラス約14.3倍 第一三共約20.9倍
価値評価
市場が売ったのは不確実性
確定した失敗ではない
今後の確認
最優先はPhase 2正式結果
nAMDとDME 結果公開を待つ
今後の確認
見立てが崩れる条件
良好データなら KHK4951懸念は後退
今後の確認
薬価影響が大きければ修正
具体的な利益影響で 原因の重みを変更
今後の確認
共通要因では11%を説明不足
市場-2〜3% 協和キリン-11%
今後の確認
治験失敗は確認されていない
ここは最後まで 線を引いておく
今後の確認
株価は不確実性も値付けする
悪い結果ではなく 期待低下を先に織り込む
今後の確認
次に見るのは株価よりデータ
KHK4951の正式結果が 次の判断材料

