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債券投資とは?1000万円で比べる個人向け国債・利付国債・定期預金

仕組み・利回り・元本割れ・買い方を整理

2026年7月18日 公開

1,000万円を運用する例から、見た目の金利だけでは分からない換金方法、税引後の手取り、保護制度、インフレの違いを確認します。

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最初に選ぶならどちら?

仕組み・利回り・元本割れ・買い方を整理

金利で選ぶ金利が最も高い商品条件で選ぶ使う時期に合う商品VSあなたはどっち?
出典: シミュレーション上の仮定Created by medy

第1章

最初の選択

1,000万円の置き場所で迷うなら 最初に見る数字は金利だけではない

3商品の表面の金利

定期預金は比較上の仮定

0.0000.5001.0001.5002.000定期預金個人向け国債利付国債

2026年7月

見た目の金利

表面に並ぶ金利だけで比較すると 利付国債が最も高く見えてきます

表面利率と応募者利回り

仕組み・利回り・元本割れ・買い方を整理

0.0000.5001.0001.5002.000新窓販国債5年表面利率応募者利回り

利回り

2.0%ではない

額面より高い価格で買う条件では 満期までの利回りは1.954%

判断

高い数字の落とし穴

金利が最も高いという理由だけでは 自分に合う商品は決まりません

最後まで見ると判断できること

仕組み・利回り・元本割れ・買い方を整理

債券を数字だけで選ばない国債と定期預金を同じ条件で比べます。理解すること債券で利益が出る仕組み個人向け国債と利付国債の違い税引後の年間受取額途中換金と元本割れ銀行と証券会社の保護制度特定商品の購入を勧める内容ではありません
出典: シミュレーション上の仮定Created by medy

第2章

債券の基本

国や企業へ一定期間お金を貸して 利子と元本を受け取る金融商品です

債券の基本的なキャッシュフロー

仕組み・利回り・元本割れ・買い方を整理

購入代金を支払う定期的に利子を受け取る満期に償還金を受け取る
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仕組み

3段階のお金

購入して定期的に利子を受け取り 満期には元本の償還金を受け取ります

表面利率から年間利子を計算

仕組み・利回り・元本割れ・買い方を整理

1,000万円 × 1.95% = 19万5,000円額面金額を基準に計算

表面利率

利子の基準

年間利子は実際の購入額ではなく 額面金額を基準として計算します

額面と購入額の違い

仕組み・利回り・元本割れ・買い方を整理

額面購入額100円満期の基準100円20銭償還の基準役割購入時の支払基準

用語

額面と購入額

満期に戻る基準となる額面金額と 実際に支払う購入額は別の数字です

国債は銀行預金?

仕組み・利回り・元本割れ・買い方を整理

預金銀行へ預ける商品有価証券国へ貸す証券VSあなたはどっち?
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クイズ

預金とは違う

国債は銀行に預ける預金ではなく 市場で価格を持つ有価証券の一種

第3章

同じ国債でも違う

個人向け国債と一般の利付国債は 途中で換金する仕組みが異なります

3商品の基本的な違い

仕組み・利回り・元本割れ・買い方を整理

項目定期預金個人向け国債利付国債収益表示預金金利表面利率応募者利回り途中換金中途解約国が買い取り市場で売却価格変動原則なし額面基準市場価格で変動主な注意解約利率利子の控除元本割れ

国が額面で買い取るのは?

仕組み・利回り・元本割れ・買い方を整理

個人向け国債発行後1年から国が買い取り利付国債市場価格でいつでも売却VSあなたはどっち?

クイズ

途中換金はどちら

額面を基準に国が買い取る制度か 市場価格で自由に売却する仕組みか

個人向け国債の中途換金

仕組み・利回り・元本割れ・買い方を整理

発行から1年待つ1取扱金融機関で手続き2直前2回分の利子を調整3額面を基準に受け取る4

中途換金

個人向けの換金

発行から1年を過ぎた後であれば 利子を調整して中途換金できます

購入価格と償還価格

仕組み・利回り・元本割れ・買い方を整理

0.0020.0040.0060.0080.00100.00額面100円あたり購入価格償還価格

募集価格

100円より高く買う

新窓販国債5年の募集条件では 額面100円を100円20銭で購入

応募者利回りに入る要素

仕組み・利回り・元本割れ・買い方を整理

利子 + 償還差損益 + 時間満期までの収益性を年率化
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応募者利回り

利回りの考え方

利子だけでなく購入価格との差額と 満期までの期間も利回りに反映

国債2種類の違いを整理

仕組み・利回り・元本割れ・買い方を整理

途中換金の仕組みが違う同じ国債でも、満期前の扱いは別です。個人向け国債原則1年後から国が買い取り直前2回分の利子を調整利付国債市場でいつでも売却できる売却価格は上下する表面利率ではなく利回りも確認

第4章

1,000万円で比較

税引前の利子ではなく手取り額で 3商品の年間受取額を比較します

1,000万円前後の税引後年間利子

仕組み・利回り・元本割れ・買い方を整理

020,00040,00060,00080,000100,000120,000140,000160,000定期預金個人向け国債利付国債

手取り比較

税引後の年間利子

個人向け国債と利付国債を比べると 年間の手取り差は約3,187円です

定期預金の税引後利子

仕組み・利回り・元本割れ・買い方を整理

1,000万円 × 1.0% × 0.79685= 7万9,685円

仮定

定期預金の計算

定期預金を年1.0%と仮定すると 税引後は年間7万9,685円です

個人向け国債の税引後利子

仕組み・利回り・元本割れ・買い方を整理

1,000万円 × 1.95% × 0.79685= 約15万5,386円

固定5年

個人向けの計算

固定5年を年1.95%で計算すると 税引後は年間約15万5,386円

手元1,000万円で買える新窓販国債

仕組み・利回り・元本割れ・買い方を整理

購入できる額面は995万円申込単位は額面5万円ごとです。購入時の内訳購入価格 996万9,900円初回利子調整額 約2万9,441円支払総額 約999万9,341円年間利子税引前 19万9,000円税引後 約15万8,573円手数料を含まない概算

税引後年間利子の差

仕組み・利回り・元本割れ・買い方を整理

020,00040,00060,00080,000100,000120,000140,000160,000個人向け国債利付国債

比較結果

差は約3,187円

年間利子の小さな差だけでなく 途中換金の大きな違いまで確認します

第5章

元本が戻っても

国債のリスクは元本割れだけでなく 実質的な購買力の低下も含みます

国債で確認する3つのリスク

仕組み・利回り・元本割れ・買い方を整理

途中売却の価格変動発行体の信用インフレで購買力低下
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分類

3つのリスク

途中売却と発行体の信用と物価を それぞれ別のリスクとして考えます

名目金利と物価上昇率

仕組み・利回り・元本割れ・買い方を整理

0.00.51.01.52.02.53.0仮定例名目金利物価上昇率
出典: シミュレーション上の仮定Created by medy

仮定

金利2%と物価3%

名目上の元本が同額で戻ったとしても 実質的な購買力は増えにくいです

市場金利と既発債価格の関係

仕組み・利回り・元本割れ・買い方を整理

市場金利が上がる既発債価格が下がりやすい
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価格変動

金利と価格は逆

市場金利が上昇する局面になると 既発債の価格は下がりやすくなります

途中売却を考える場合の3シナリオ

仕組み・利回り・元本割れ・買い方を整理

シナリオ市場金利債券価格途中売却弱気上昇下がりやすい売却損の可能性中立横ばい大きく動きにくい条件次第強気低下上がりやすい売却益の可能性
出典: 一般的な債券価格と金利の関係を基に整理Created by medy

元本が戻れば損はない?

仕組み・利回り・元本割れ・買い方を整理

名目では戻る金額が同じなら損なし実質価値は別購買力まで確認するVSあなたはどっち?
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クイズ

元本が戻れば安心?

名目元本と生活で実際に使える価値を 同じものとして判断しないこと

表示利回りが成立する主な前提

仕組み・利回り・元本割れ・買い方を整理

満期まで保有する利子が予定どおり支払われる元本が予定どおり償還される税金と費用を別に確認する
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判断

満期保有の前提

応募者利回りは満期まで保有して 予定どおり支払われることが前提

第6章

金融機関が破綻したら

銀行の定期預金と証券口座の国債では 資産を守る制度が大きく異なります

証券会社の分別管理

仕組み・利回り・元本割れ・買い方を整理

顧客が国債を預ける証券会社の資産と分離破綻時も原則返還

分別管理

証券会社は分けて管理

顧客から預かった国債や現金などは 証券会社の財産と分けて管理します

銀行と証券会社の保護制度

仕組み・利回り・元本割れ・買い方を整理

項目銀行の定期預金証券口座の国債基本制度預金保険制度分別管理制度破綻時元本1,000万円まで等原則として返還補完制度残余財産で対応基金が上限1,000万円

保護制度

銀行と証券の違い

定期預金は1,000万円まで等を保護 国債は分別管理による返還が基本

投資者保護基金が使われる条件

仕組み・利回り・元本割れ・買い方を整理

証券会社が破綻分別管理が適切なら原則返還返還できない部分は上限1,000万円

投資者保護

基金は補完制度

分別管理に問題が生じたことで 返還できない場合に備える補完制度

補償されるものとされないもの

仕組み・利回り・元本割れ・買い方を整理

補償対象返還できない顧客資産補償対象外市場価格の値下がり発行体の債務不履行

対象外

値下がりは補償外

市場価格の下落や発行体の破綻は 投資者保護基金の補償対象外です

第7章

買う前の順番

最初に表示された金利を見るのでなく 資金を使う時期から先に決めます

購入判断の5ステップ

仕組み・利回り・元本割れ・買い方を整理

使う時期を決める1商品種類を確認する2利率でなく利回りを見る3支払額と税引後を確認4換金とインフレを確認5
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国債を購入する基本手順

仕組み・利回り・元本割れ・買い方を整理

取扱金融機関を選ぶ1国債口座を開設する2募集条件を確認する3購入金額を申し込む4受渡金額を確認する5

購入手順

実際の買い方

取扱金融機関で国債口座を開設し 募集条件を確認して申し込みます

資金の条件別に見るポイント

仕組み・利回り・元本割れ・買い方を整理

資金の条件重視する点主な比較対象5年間使わない税引後利回り固定5年商品途中で使う可能性換金条件預金と個人向け国債物価上昇が不安固定か変動か変動10年や短期商品
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条件別

3つの資金ケース

使う時期と将来金利への考え方で 比較すべき条件と商品が変わります

購入判断を止めるサイン

仕組み・利回り・元本割れ・買い方を整理

利回りの種類が不明近く使う可能性がある額面と支払額が分からない高い利回りの理由が不明中途換金条件が不明
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保留条件

止まるべきサイン

仕組みを自分で説明できない商品は 申し込みを急がず条件を確認します

国債を買う前の最終チェック

仕組み・利回り・元本割れ・買い方を整理

最初に金利を見ない資金の目的から逆算して判断します。確認する5項目1.いつ使うお金か2.個人向け国債か利付国債か3.税引後利回りはいくらか4.途中換金するとどうなるか5.物価上昇を考えても目的に合うか公開時点の最新条件も確認してください
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まとめ

金利より先に決めること

国債は安全か危険かの二択でなく 条件を分けて判断する金融商品です

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債券投資とは?1000万円で比べる個人向け国債・利付国債・定期預金