MEDY STORY
【テンバガー】「LiNKX(584A)」の独自スコアは?利益成長・金融DX・顧客集中を検証
上場2カ月、売上CAGR約45%でも83点にとどまる理由
2026年8月25日 公開
2026年8月24日終値ベースで時価総額約187億円。高成長・高収益・強い財務を持つLiNKXを、成長率、市場、競争力、財務、株価評価の5項目で検証します。
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企業紹介
LiNKXを検証
金融基幹をクラウドとAIで刷新する 2026年上場の成長企業
企業紹介
会社の輪郭
2020年設立、2026年6月上場 8月24日時点の時価総額は約187億円
スコア説明
5項目で採点
テンバガー達成銘柄に多い条件を 5項目・100点満点で検証
総合判定
総合83点
テンバガー独自スコア83点 判定は継続観察
オープンループ
なぜ85点未満か
高成長・高利益率でも85点未満 鍵は売上の増え方にある
株価
なぜ今なのか
上場2カ月で評価が大きく変動 決算後も値動きは激しい
株価
上場後の株価
2026年6月23日に上場 7月1日に6,340円まで上昇
株価
高値から大幅調整
7月1日高値6,340円 8月24日終値2,668円
決算
次期は利益成長が加速
売上48.7%増に対して 営業利益は56.8%増を計画
見立て
注目点は株価ではない
短期の値動きより確認したいのは 高成長を再現できる構造か
事業モデル
何で稼ぐ会社か
銀行などの基幹システムを クラウド・AIで作り替える
事業モデル
モダナイズの流れ
調査から本開発、保守運用まで 一連の工程で収益を得る
一次資料
AXceleratorとは
AIでコード解析や設計を支援 人手中心の刷新を効率化
クイズ
二択クイズ
2026年6月期のストック型売上 44%と4.4%、どちら?
クイズ回答
正解は4.4%
フロー型95.6%に対して ストック型は4.4%
事業モデル
見るべき変化
人員×単価の売上から 利用料が積み上がる売上へ
成長性
成長率は合格か
テンバガー条件の第一関門 売上と利益の伸びを検証
業績推移
5年間で約6.4倍
2021年2.98億円から 2026年19.09億円へ拡大
成長率
CAGRは約45%
2021年から2026年までの 売上高CAGRは約45.0%
決算
直近も2桁増収増益
売上高39.0%増 営業利益35.7%増
会社計画
売上より利益が伸びる
売上48.7%増に対し 営業利益56.8%増
成長条件
計画には採用が必要
次期エンジニア136名を計画 前期末から33名増
収益性
利益率も改善を計画
営業利益率23.9%から 25.2%へ1.3ポイント上昇
採点判断
1点だけ残す
実績の成長は強い ただし次期高成長はまだ予想
スコア確定
成長は24点
売上・利益成長は 25点満点中24点
市場
市場は十分に大きいか
企業が小さくても市場が小さければ 10倍の企業規模は支えられない
クイズ
二択クイズ
勘定系のクラウド利用率は 約6%と約40%、どちら?
クイズ回答
正解は5.8%
情報系41.9%に対して 勘定系は5.8%
注意点
TAMをそのまま使わない
3.3兆円すべてを LiNKXが取れる市場とは見ない
市場
市場仮説の本質
市場規模よりも重要なのは 低いクラウド利用率と更新需要
スコア確定
市場は18点
市場の成長余地は 20点満点中18点
競争力
最大の分かれ目
営業利益率23.9%でも この項目は高得点にしない
利益率
利益率は高水準
2026年6月期23.9% 次期計画は25.2%
収益構造
ストック比率は4.4%
高利益率でも売上の95.6%は まだフロー型収入
一次資料
顧客集中が大きい
北國銀行53.9%、SU-PAY16.6% 上位2社で70.5%
リスク
70.5%
売上上位2社への集中が 競争力評価の最大の減点材料
顧客集中
集中には両面がある
大型案件への深い関与は強み 案件終了時の反動は弱み
生産性
1人売上はほぼ横ばい
2,294万円から2,304万円へ 前年から10万円の増加
判断
まだモートは完成していない
高利益率は強いが ストック・分散・生産性は途上
スコア確定
競争力は14点
収益力・競争力は 20点満点中14点
財務
成長資金は足りるか
利益が伸びても資金が尽きれば 採用と開発投資は続かない
決算短信
自己資本比率82.4%
自己資本比率82.4% 財務の厚みは大きい
営業キャッシュフロー
上場2カ月、売上CAGR約45%でも83点にとどまる理由
キャッシュフロー
営業CFは3期連続プラス
営業CFは2026年6月期 3.47億円のプラス
キャッシュフロー
FCFもプラス
営業CF3.47億円から 投資CF0.55億円を差し引く
営業キャッシュフロー
上場2カ月、売上CAGR約45%でも83点にとどまる理由
決算短信
現金17.56億円
現金同等物17.56億円 営業CFも黒字
財務注意
希薄化はゼロではない
上場増資と新株予約権があり 株式数の増加は確認が必要
スコア確定
財務は14点
財務・投資余力は 15点満点中14点
株価評価
187億円なら安いのか
小型株でも期待が織り込まれれば 上昇余地は自動的に大きくならない
基準日は8月24日
上場2カ月、売上CAGR約45%でも83点にとどまる理由
市場データ
基準日は8月24日
終値2,668円、時価総額187億円 予想PER38.21倍
基準日は8月24日
上場2カ月、売上CAGR約45%でも83点にとどまる理由
PERの計算
上場2カ月、売上CAGR約45%でも83点にとどまる理由
バリュエーション
PERの計算
2,668円÷予想EPS69.83円 予想PERは約38.2倍
PERの計算
上場2カ月、売上CAGR約45%でも83点にとどまる理由
予想PERの比較
上場2カ月、売上CAGR約45%でも83点にとどまる理由
同業比較
Finatextより高い
LiNKX38.21倍に対して Finatextは30.87倍
PEGは参考値0.69
上場2カ月、売上CAGR約45%でも83点にとどまる理由
成長率比較
PEGは参考値0.69
PER38.21倍÷EPS成長55.0% 簡易PEGは約0.69倍
PEGは参考値0.69
上場2カ月、売上CAGR約45%でも83点にとどまる理由
評価
PEGだけで割安とは言わない
1年先の高成長率を使った値 中期成長を保証する指標ではない
企業規模
10倍なら約1,873億円
現在187.33億円の10倍は 時価総額約1,873億円
スコア確定
株価余地は13点
株価上昇余地は 20点満点中13点
反対論
最大の反対論
高成長の正体はAIではなく 人員増ではないのか
人員依存
人員は大きく増えた
ハイエンド・エンジニアは 72名から103名へ増加
生産性
1人売上はほぼ不変
2,294万円から2,304万円 伸びは約0.4%
見立て
反対論は成立している
現状は人員増への依存が大きい AIだけで売上が伸びる段階ではない
独自仮説
本線を維持する理由
人員依存は事実だが AXの本開発へ移る検証段階に入った
反証条件
仮説が崩れる条件
AX比率・ストック比率・1人売上 3つが伸びなければ本線を下げる
まとめ
最終判定
5項目を通過して見えたのは 高成長より成長構造の転換点
最終判定
83点・継続観察
テンバガー独自スコア83点 判定は継続観察
次回確認
次回見る3つの数字
AX売上比率、ストック型比率 1人当たり年間平均売上高
まとめ
総合83点
テンバガー独自スコア83点 判定は継続観察
最終判定
判定は継続観察
AX・ストック・1人売上を確認 判定は継続観察