Medyの効果的な使い方。ほかのSNSとの組み合わせ方について解説します。
目次
Medyとは
Medyは、ニュースレター運営ツールです。
ニュースレターとは
ファンを作ることを目的として、定期的にメール、郵送で配信されるコンテンツのこと
を言います。
Medyのメリットは
- 無料
- メディア構築(過去のアーカイブメディア)ができる
- メールアドレスだけで、読者との関係が築ける。プラットフォームに依存しない
- 利用者がSNSにログインしなくても、メールは届く
- 解除には一定の手間が必要なので解除されにくい
- 競合と比較されることがない
- メールを利用しなくなることは少ない
- メールが送れる
- 有料会員・有料コンテンツ販売などの収益化が容易
が挙げられます。
上記を踏まえたうえで、Medyの効果的な使い方を解説します。
Medyの効果的な使い方
1.Medyは、最終的な顧客資産の囲い込みツール
Medyは、メールアドレスだけで、読者との関係が築けるツールです。
プラットフォームに依存しないため
「twitterを使って、フォロワーを積極的に集めていたけど、twitterが利用できなくなって、顧客資産がまったくなくなってしまった。」
ということが起こりにくいというメリットがあります。※メールがなくなる、という状態は考えにくいです。
会員ビジネス、ファンビジネスなどの「顧客とのつながり」がビジネス資産となるケースでは、第三者が運営するプラットフォームに依存しない形でのつながりを持っておくことは非常に重要なのです。
仮に、Medyがサービス停止したとしても、メールアドレスは確保できているのですから、別のメール配信サービスを利用すれば良いだけです。引っ越しも容易というメリットがあります。
同時にMedyのデメリットには
- 集客機能はない
ことが挙げられます。
Medyは、自分でメールアドレスを登録してくれる購読者を集めてこなければならないのです。
つまり、
- SNSのフォロワーやブログの購読者に、自分または、自分のビジネスをピーアールする
- Medyのご自身のサブドメインへ誘導して、購読してもらう(メールアドレスの登録をしてもらう)
という流れが必要になります。
気軽に「フォロー解除」ができるSNSよりも、継続的に情報を取得したい、という一歩進んだ顧客との接点として、Medyを活用することがおすすめです。
2.読者との関係性を深めて、収益化する
Medyのもう一つのポイントは
- 収益化は自由自在にできる
点です。
- 自分がすでに提供している有料サービスに誘導することもできる
- 自分がすでに提供している商品の購入を誘導することもできる
- Medyの中で、有料記事(有料のニュースレター)を配信して、会員費を収集することもできる
- Medyの中で、スポットで有料コンテンツを配信して、販売収益を得ることができる
- メールの中にアフィリエイト掲載も可能
など、収益化の選択肢が幅広く、制限が少ないのです。
毎週なり、毎日なり、高い頻度で、ニュースレターを配信していれば、どんどん発信者と購読者の関係性は強固になります。
同じプラットフォーム内で競合との戦いに誘導されるSNSとは違って、メーラーの中で読む純粋な関係で、購読者との距離を縮めることができるのです。
関係値(エンゲージメント)が深まったうえで、自分にあった収益化の方法を取れば、安定した収益の確保が実現できるのです。
まとめ
Medyの効果的な使い方は
- SNSで、広く、浅く、薄い接点を作る
- SNSからMedyに顧客をパスする
- Medyで、定期的にニュースレターを配信し、顧客のエンゲージメントを高める
- Medyで、収益化ポイントを設置し、継続的な収益の確保をする
- Medyでも、コンテンツが増え、メディア(過去のニュースレターのアーカイブ)が確立できれば、そこからの集客が見込める
という流れがベターということになります。
Medyは、単純なメルマガ配信ツールではなく、上手に使えば収益化がしやすいツールとなっています。
ただし、大きな弱点として、Medy単独は、集客能力が低いため、SNSで顧客を呼び込まなければならないデメリットがあります。だからこそ、Medy単体で利用するのではなく、SNSと組み合わせて利用する方法をおすすめします。