メディア開設後に、「何を発信したらいいのか」「誰が読者なのか」といった、いわゆる “メディアのテーマ” に悩むこともあるのではないでしょうか?
この記事では、発信戦略の中のテーマ・記事の方向性等について役立ちそうなことを書いていきます。
はじめに
何かを発信するということには一定の労力が伴います。
普段やっていること(例:仕事、勉強)や得意・好きなことなどと組み合わせて、楽しんで継続できるように心がけてみましょう。
また、ご自身では「こんな情報に価値はないよ」と思っているかもしれませんが、他の立場の人から見ると価値があることも多いです。
この記事でも触れるテーマや記事の方向性も拡大においては重要ですが、「はじめること」「楽しめること」「径ぞ出来ること」を大事に考えてみてください。
参考:
「読まれるnote」を書きたいなら、おさえておきたい3つのポイント|竹村俊助/編集者|note
テーマ選定をする際の2つのポイント
一致している点が、自身の運営のしやすさと拡大の可能性を両立しやすいテーマになり得ます。
1.自分で考える自分の特性
自分を構成するキーワードや特徴を考えてみましょう
- 専門分野
- 仕事, 制作, 研究, 学習など、職業や資格のようなジャンル
- 例:プログラミング、楽曲制作、民俗学の研究、TOEIC学習 etc
- 時間や労力を使っていること
- 仕事、制作、資格、研究、学習、趣味など、日頃の生活で多く時間を注いでいるもの
- 例:読書、リサーチ、手芸、アート、子育て
- 好き・愛を注いでいること
- 趣味、仕事、研究など、好きなこと
- 例:オタク、追っかけ、偏愛 etc
🔍 たとえば
- 弁護士として勤務している
- 海外のモダンアートを大学院で研究している
- 絵画教室を運営している
- アイドルのおっかけをしている
- 月100冊本を読む
2.他の方からのイメージや期待
他の人から、どういう人かどういう発信者と思われているかを分析してみましょう
- SNSで主に何を発信しているか
- SNSでのフォロワーは、どういう属性の人が多いか
- 自分のフォロワーのプロフィールや投稿を見てみましょう
- 例:職種、役職、関係性、レベル感
- 普段反響をもらう投稿・制作物はどういう内容・ジャンルか
- 例:いいね、コメント(リプライ)、拡散(リツイート)されるもの
🔍 たとえば
- 仕事と育児のこと(例:エピソード、悩み)を普段発信している
- 育児中の親、ダブルワークの人が多い
- 子育てに便利なグッズや制度の紹介が反響が多い
3.応用編
下記のようなツールを使って、さらに細かく読者層の想定をすることが可能です。
Twitter運用分析ツール | Keywordmap for SNS
できること
- フォロワー分析 (何に興味があるか)
- マーケット調査 (ジャンルやキーワード動向)
料金
- 有料※トライアルのみ無料
備考
- 基本的には法人やサービス運営者がターゲット
エコーチェンバー可視化システムβ版
できること
- タイムライン分析 (どういうキーワードか)
- フォロー分析 (どういうキーワードか)
料金
- 無料
備考
- 本来はコミュニティの偏りを可視化するツール