ニュースレターによるWEB社内報の効果を高める方法

「ニュースレターによるWEB社内報の効果を高める方法ってありますか?」

今回はニュースレターによるWEB社内報の効果を高める方法ついて、わかりやすく解説します。

ニュースレターによるWEB社内報の効果を高める方法

1.社員にとって、重要な話題からスタートする

ニュースレターを社員に読んでもらうためには

  • ニュースレターのスタートを社員にとって重要な話題からはじめる

ということが重要です。

社員にとって重要な話題は、会社によっても異なりますが

  • 表彰
  • 業績
  • 会社の体制変更
  • 会社のルール変更
  • 新商品、新サービス

などが挙げられます。

2.社員個人にフォーカスした情報を入れる

社内報で一番見られるのは

  • 「○○部の○○さんが営業成績トップでした。」
  • 「△△部の△△さんがフットサルチームを作りました。」
  • 「親友社員□□さんの自己紹介インタビュー」

みたいな、個人にフォーカスした情報です。

会社という組織の話題よりも、話したことがある、同僚の、身近な、○○さんの情報の方が、社員も興味を持ちやすいのです。

また、個人にフォーカスすることで、「今度は、自分がニュースレターの題材に選ばれる可能性がある」というモチベーションの意識にもつながります。

全体として、社員のエンゲージメントを高める機能を持つのです。

3.情報を収集するツールとして使う

一方向のコミュニケーションでは、ニュースレターの効果が最大限発揮できているとは言えません。

会社から、総務から、人事からの連絡だけでは、ニュースレターに興味を持たないのも当然です。

ニュースレターの中に

  • アンケート調査
  • アンケート調査結果
  • コンテスト
  • イベント
  • 自由な交流会
  • 社長との自由参加の会食
  • SNS
    ・・・

など、双方向のコミュニケーションが取れる要素を入れると良いでしょう。

ニュースレターは、会社側から一方的に送られるメディアというものではなく、一緒に会社と社員で作り上げるもの、という立ち位置にすべきです。

4.ノウハウの共有ツールとして使う

社員にとって、一番重要なのは

  • スキルアップ
  • 自分の成績の向上

です。

自分の価値が上がることは、将来のキャリアアップにもつながる重要な要素です。

また、自分の仕事の成績も、給与につながる重要な要素です。

そのためのノウハウを、吸い上げて、共有させる機能をニュースレターに持たせることが可能です。

ニュースレターの中で

  • こういうことをしたら、営業成績が格段に上がった。
  • こういうツールを使ったら、業務効率が上がった。
  • ○○さんに相談すると、トラブルが解決した。

という成功例を「何をしたか?」のノウハウ部分をピックアップして伝えることで

  • 社員のニュースレターに対する興味を上げる
  • 会社全体の業績を上げる

効果が期待できます。

5.レイアウトを整理する

ニュースレターは

必ず、毎日、全部のコンテンツを熟読してもらうためのモノではありません。

社員自身が興味がある箇所だけでも読んでもらえれば良いのです。

そのためには

  • 毎回同じテンプレートを使う
  • カテゴリごとに見出しを付けて、何が書いてあるのかがわかるようにする
  • 件名で、今回のニュースレターのテーマがわかるようにする
  • 画像を使って読みやすくする

などの、レイアウトの工夫が重要になります。

同じテンプレートを使うことで、習慣化ができるので、どこに、どんな情報があるのか?どこを読めばよいのか?も、定着してくるのです。

作成する側も、同じフォーマットで、パターンを決めておいた方が作りやすいメリットがあります。

6.読んで楽しいものにする

毎日、読む社内報のニュースレターが

  • 会社からの叱咤激励
  • 社長や役員の自慢話
  • 誰かを成績を貶めるための内容

では、誰も読まなくなるのは、当然のことです。

  • 砕けた口調
  • 面白い話のネタ
  • 業績や成績とは関係ない情報

を、しっかり意識したニュースレターの方が、ストレスを与えないため、興味を持たれる可能性は高いです。

社内報なので、カッチリした情報も必要ですが、定期的にみるニュースレターである以上、読むストレスを与えない作りが重要です。

まとめ

ニュースレターの社内報は、約34%が未開封と言われています。

忙しい仕事の中で、わざわざニュースレターを見る必要性がないと考える方もいるのが事実です。

しかし、「ニュースレターの内容をどう作るか?」を工夫すれば

  • 社員全体のモチベーションアップ
  • 会社と社員のエンゲージメントの向上
  • 業績アップ
  • 定着率の向上

ができる大きな役割を担うツールにもなるのです。

前述したポイントをしっかり踏まえて、楽しめるニュースレター社内報を作りましょう。