「はじめてニュースレターを作ってみようと思うのですが、何からはじめれば良いでしょうか?」
ニュースレターは、すぐに売上げや成果につながるものではありません。反面、手間もかかるものです。しかしながら、ニュースレターは、商品やサービスという枠を超えた情報共有に欠かせないマーケティングツールです。人々は、優れた商品、顧客経験、自分達と一致する社会問題のサポートという3つの要素を満たすブランドを信頼することがわかっています。この信頼が売上とロイヤルティの向上につながります。これがニュースレターに投資する価値がある理由です。
目次
1.準備フェーズ
ニュースレターを配信する場合に必要な作業は
- ニュースレターの作成
- ニュースレターの配信
です。
別々の作業ではありますが、双方を考慮した上で、ニュースレターを配信しやすい、ニュースレターを作成しやすいプラットフォームを利用する必要があります。
使いやすいニュースレター配信サービスとは?
ニュースレターは「メールを送る」というだけの機能に絞れば、Gmailでも、Outlookでも、Yahoo!メールでも可能になります。
しかしながら、ニュースレターに必要な機能は「メールを送る」だけではありません。
- 簡単に作成できる
- 簡単にデザインできる
- 簡単に複製できる
- 簡単にカテゴリで分類できる
- 購読者が簡単に登録できる
- 購読者が簡単に登録解除できる
- 有料プランを設定できる
必要があります。
ニュースレター配信に特化したプラットフォームを使うことがおすすめです。
戦略を立ててスケジュールを立てる
ニュースレターを計画するための最初のステップは
- ターゲットにとって興味深い、ビジネスに関連するテーマを決める
です。
また、
- ニュースレターをどのように送信するかを決める
必要があります。
- 送信頻度
- 送信タイミング
「どの種類のニュースレターをどのタイミングで送信するのか?」は、重要なポイントです。はじめはデータがないので、想像で設定しましょう。その後、やりながら、反応の良い時間帯を見つけていくことになります。
購読者のリストを作成する
購読者0人なのに、ニュースレターを配信しまくっても、何も起こりません。
購読者を増やす必要があります。
購読者を増やす仕組みとしては
- 登録をウェブサイトで促す
- 登録をSNS(twitter、Instagram)で促す
- 登録キャンペーンを実施する
- 登録コンテストを実施する
- ネット広告を李湯する
人々がニュースレターを購読しやすくなればなるほど、購読者は増えていき、結果につながります。
やってはいけないことは、販売されているメーリングリストの購入です。メーリングリストの送信先に無理やりニュースレターを送っても、スパムメールと判断されるだけで、ビジネスの評判が悪化してしまいます。百害あって一利なしと言えます。
法律をしっかり理解しよう
ニュースレターのマーケティングは、法律によって規制されています。罰金を避けるためにその業界の法律、メールマーケティングの法律をしっかり理解した上で実施しましょう。
- メールを送信する前に同意を得る
- すべてのメッセージに登録解除リンクを含める
などは基本的なルールです。
2.質の高いコンテンツを作る
購読者が目にするニュースレターは
- 文章(コンテンツ)
- デザイン
です。
ニュースレターのデザインは、テンプレートを利用したり、画像を利用するだけで、ある程度のレベルにはなります。
すべては「コンテンツの質」が決めると言っても過言ではありません。
- 購読者にとって有益な情報である
- 他の情報ソースにはない独自の情報である
ことが重要です。
購読者にとっての価値がなければ、見られなくなって、迷惑メールと同一視されてしまうからです。
ネタに困ったら、こちらを参考にしてください。
ニュースレターに必要な要素のチェック
ニュースレターは、本文だけが重要なわけではありません。
- 開封されやすい件名
- 要約を入れるヘッダー
- 会員登録や購買につなげるボタン(CTA)
- 法的要件を満たすフッター(配信解除など)
3.継続的な実行とテスト検証
基本的にニュースレター配信は、はじめて配信したものが完成ということはありません。
配信していく中で
- この内容の反響が良かった。
- このタイトルの反響が良かった。
- このデザインの反響が良かった。
という経験や
- ABテスト
などを得て、どんどんブラッシュアップして、成果が出てくるものです。
- 継続して配信すること
- いろんな形のものをテストすること
- 分析して、問題の改良をすること
- 結果が良かったものを踏襲すること
を繰り返すことが重要です。
まとめ
ニュースレターをはじめて作るためのガイドとしては
- ニュースレター配信プラットフォームを選ぶ
- 購読者にとって有益なコンテンツを作る
- 継続して配信して、試行錯誤をしてブラッシュアップをする
ということが重要なポイントです。