今回は、Substackの成功者「The SneakyArt Post」を執筆しているニシャント・ジェイン氏のインタビューをまとめたものです。
Substack(サブスタック):ニシャント・ジェイン氏のインタビュー
目次
あなたのニュースレターを一言で表すと何ですか?
私の世界で密かに描かれたアートに関する出版物です。
読者に何を提供しますか?
毎週、日常生活の平凡な場面で見つけた美しい瞬間を共有します。このようにして、読者が世界の「卑劣な芸術」に注意を払うことができるようにしています。たとえば、今月、私は(バンクーバーの)近所で無料の図書館を探し、見つけた各図書館の絵を共有しています。
数字で見る成長
- 無料ニュースレター開始:2020年7月
- 有料ニュースレター開始:2020年9月
- 無料購読者:2,830
- 有料購読者:100
なぜ有料のニュースレターにしようと思ったのですか?
有給で働くことは、私にとって独立するという夢を実現する手段となりました。1,000 人の真のファンで自分を維持することは、私にとって重要な目標です。私は独立したクリエイターになるために科学者のキャリアを辞めました。数年間低迷に陥った後、Substack を発見し、クリエイター エコノミーの新たなトレンドに注目できてうれしく思いました。
有給を取ることを決めた瞬間、私は予想通り緊張していました。そこで私は、自分の仕事をもっと真剣に取り組む方法としてそれに取り組みました。有料メンバーシップの開始は、無料読者向けの明確な使用例を作成することを意味しました。
コンテンツ戦略
スケジュール:私は週に3回発行しています。無料読者向けに2回、さらに有料購読者向けに日曜版を発行しています。
投稿:現場で作成された、関連する観察や考えを含む描画。ポッドキャストでの会話や、アーティストになるための独学の旅から得た最高のアイデアを共有します。
料金:アイデアは、この定期購読を読者のレジャー支出のカテゴリに適合させることでした。価格は私が自分にできる最低額であり、私がこれで済むと思った最高額です。
Substackの成長に関して他のライターに提供できるもっとも有効な学びは何ですか?
Substack パブリケーションが持つ唯一の固有の価値は、それがあなたのものであるということです。自分の個性を隠さないでください。自分の考えに反論しないでください。ルールはありません。あなたの仕事にサインアップする人は誰でも、あなたが選んだ乗り物に乗る準備ができています。
大胆で創造的な決断を下し、間違いを犯す許可を自分に与えてください。
必要が生じたときに軌道修正する余地を自分に与えてください。そして続けてください。他に方法はありません。
出典:Substack
ニュースレター成功例の分析
上記の成功事例で注目すべきなのは
- 自分の個性を出す
- 改善しながら続ける
という2点です。
自分の個性を出すという視点
このニュースレターに読者が多いのは
- 筆者が独自で見つけたアートを紹介している
という点です。
つまり、唯一無二の情報源ということです。
個性を出すことで、唯一無二のニュースレターになり、そこにファンがつくという方法論です。
読者は少なくても、強固なファンを作るためには、唯一無二のコンテンツを、ご自身の個性を生かして創ることが重要ということです。
改善しながら続けるという視点
「必要が生じたときに軌道修正する余地を自分に与えてください。そして続けてください。他に方法はありません。」
という言葉からわかる通りで
- 継続することが重要
であると同時に
- ただ続けるだけでなく、「改善をしながら続ける」ということが重要
ということです。
読者の反応数値を見ながら、コンテンツを改善することが、ニュースレターで成功する秘訣ということです。