ニュースレター成功事例紹介「グルメニュースレター」

今回は、Substackの成功者「Vittles」を執筆しているポリーナ・ポンプリアーノ氏のインタビューをまとめたものです。

Substack（サブスタック）：ジョナサン・ナン氏のインタビュー

Vittles

あなたのニュースレターを一言で表すと何ですか？

Vittles は、Vittles英国および世界中のフード ライティング、特に従来のフード メディアでは通常スペースを与えられていないライターによるフード ライティングをプラットフォームとする多声出版物です。

読者に何を提供しますか?

Vittles は食べ物を書くのが好きではないと思っている人向けだと思います。人々は、フードライティングというジャンルが実際に何を提供できるのかを再評価するきっかけになったと私に言います。同時に、フードライティングを定期的に読んでいる人々に何か新しいものを提供し、何かユニークなことをしている新しい作家や他の独立した出版物に彼らを導くことを願っています。

数字で見る成長

なぜ有料のニュースレターにしようと思ったのですか？

私が有給を取ることにしたのは、ライターやイラストレーターの仕事に対してもっと多くの報酬を支払いたいと同時に、通常の仕事やフリーランスの仕事の傍ら、ニュースレターの委託や編集に費やしている時間を正当化できるようにしたかったからです。私はすでに別の Web サイトを通じてニュースレター維持のための自発的な寄付を募っていましたが、結局のところ、ペイウォールを有効にした一週間で有料購読者の数がほぼ2倍になりました。そのため、追加のコンテンツが最終的には利他主義を上回りました。

コンテンツ戦略

Substackの成長に関して他のライターに提供できるもっとも有効な学びは何ですか?

多くのライターを起用して出版物を成長させようとしている場合は、提示する料金と目標について正直かつ透明性を持ってください。あなたが成長するにつれて、人々が成長するのを見ることができれば、読者の信頼を得ることができます。

出典：Substack

ニュースレター成功例の分析

上記の成功事例で注目すべきなのは

という2点です。

複数のライターが作るニュースレター

このニュースレターは

という位置づけになっています。

既存メディア（新聞、雑誌）では、なかなか執筆スペースをもらえないニッチなジャンルのグルメライターに、執筆の場を提供するというビジネスモデルのニュースレターです。

自分ではコンテンツを書かなくても、ライターの力をまとめることで、ニュースレターとして、十分な有料購読者数を抱えるビジネスモデルを作りあげていることが重要なポイントと言えます。

ライターに対して料金と目標提示を明確に行う

当然のことながら

多くのライター、イラストレーターを使いながらニュースレターを構築しているため

ライター、イラストレーターへ報酬を支払う必要が出てきます。