「ニュースレターの配信ツールって何がありますか?」
「おすすめのニュースレター運営サイトを教えてください。」
ニュースレターを配信したい場合は、どのニュースレター配信ツールを利用すれば良いでしょうか?今回はおすすめのニュースレター配信ツールを紹介します。
目次
ニュースレター配信ツールとメルマガ配信システムの違い
日本で、メールマガジン(ニュースレター)を配信するときにはメルマガ配信システムを利用することが多いです。
しかし、メルマガ配信システムというのは
- 初期費用:有料
- 月額料金:有料
- 有料会員:できない
- 有料コンテンツ販売:できない
- メディア機能(ブログ):できない
ものが多いです。
ニュースレター配信ツールの場合は
- 初期費用:無料
- 月額料金:無料
- 有料会員:できる(有料の一部が手数料)
- 有料コンテンツ販売:できる(有料の一部が手数料)
- メディア構築(ブログ):できる
という特徴があります。
メルマガ配信システムは、10万件、100万件という大きな配信が必要な方、大企業などが利用するもので、月額料金などの固定コストが発生するデメリットがあります。
ニュースレター配信ツールは、個人、個人事業主、中小企業向けのライトなメール配信システムであり、基本的に無料で利用できて、メディア構築も合わせてできて、簡単にニュースレターを作成・配信できるシステムとなっています。また、ニュースレター配信ツールでは、有料コンテンツの販売もできるメリットがあります。
日本では、メルマガ配信システムの知名度が高いのですが、海外ではニュースレター配信ツールのニーズが高く、ニュースレター配信ツールを利用する方が多いのが現状です。
【海外】ニュースレター配信ツールおすすめ
1.Substack(サブスタック)
- 初期費用:無料
- 月額料金:無料
- 有料コンテンツ・有料会員の販売手数料:10%
Substack(サブスタック)は、完全に無料で利用できることが売りのニュースレター配信ツールです。米国カリフォルニア州サンフランシスコに本社があり、米国で人気が高まっているツールです。
ユーザーに評価されているポイントは「無料で使えること」と「配信が非常に簡単であること」の2点です。この2点で多くの配信者を獲得し、急成長してきたニュースレター配信ツールです。
デメリットは、完全に海外製のツールなので、日本人が利用するには、ハードルが高い点です。google翻訳などを使えば使えないことはありませんが、常に翻訳状態にしていないといけないため、使い勝手が良いとは言えないのです。
Substack(サブスタック)の主な機能
- HTML形式で記事配信
- メディア構築
- ポッドキャストと連携してオンライン配信
- 有料会員の収益化(サブスクが可能)
- 有料コンテンツの販売
【国内】ニュースレター配信ツールおすすめ
1.Medy(メディ)
- 初期費用:無料
- 月額料金:無料
- 有料コンテンツ・有料会員の販売手数料:8%
Medy(メディ)は、完全に無料で利用できることが売りのニュースレター配信ツールです。日本製のツールで、Substack(サブスタック)に近い機能を備えています。
ユーザーに評価されているポイントは「無料で使えること」「配信が非常に簡単であること」「日本製であること」「手数料が安いこと」です。日本でも、ニュースレター配信に興味を持つ配信者が増えてきており、人気が高まっているツールです。
デメリットは、メルマガ配信システムにあるステップメールやSubstack(サブスタック)のポッドキャストと連携してオンライン配信には、まだ対応できていない点です。
Medy(メディ)の主な機能
- HTML形式で記事配信
- メディア構築
- 有料会員の収益化(サブスクが可能)
- 有料コンテンツの販売
- 分析機能
2.theLetter(ザレター)
- 初期費用:無料
- 月額料金:無料
- 有料コンテンツ・有料会員の販売手数料:17%(システム利用料:10%+決済入金手数料:7%)
theLetter(ザレター)は、日本製のニュースレター配信ツールです。日本製のツールで、Substack(サブスタック)に近い機能を備えています。
ユーザーに評価されているポイントは「無料で使えること」「日本製であること」です。
デメリットは、手数料が若干高めの設定となっている点です。
theLetter(ザレター)の主な機能
- HTML形式で記事配信
- メディア構築
- 有料会員の収益化(サブスクが可能)
ニュースレター配信ツールが少ない理由
ニュースレター配信ツールの最大の特徴は
完全に無料でメール配信が可能
という点です。
Substack(サブスタック)が多くの利用者に支持された最大の理由はここです。
海外でも、国内でも、「完全無料」で利用できるサービスは少なく、無料プランはあっても、上限があったり、トライアル期間が定められているものが一般的です。
そのため
- 完全に無料で利用できるニュースレター配信ツール
という定義で絞り込むと、対象のサービスがかなり限られてしまうのです。
まとめ
完全に無料で利用できるニュースレター配信ツールは、海外でも、国内でも、それほど数は多くありません。
しかし、十分に収益が見込める状態でなければ、お金をかけてメルマガ配信システムを利用するのはおすすめできない方法です。まずは、上記のニュースレター配信ツールの中から、好きなものを利用してみることをおすすめします。