今回は、Substackの成功者「The Profile」を執筆しているエリック・ホヘル氏のインタビューをまとめたものです。
Substack(サブスタック):エリック・ホヘル氏のインタビュー
目次
あなたのニュースレターを一言で表すと何ですか?
文系と科学を融合させた知的な探求、それを一言で言えば「良心」
読者に何を提供しますか?
科学者とフィクション作家の両方としての私の経歴により、多くの分野をカバーすることができます。出版業界について書く日もあれば、人工知能について書く日もあります。
数字で見る成長
- 無料ニュースレター開始:2021年4月
- 無料購読者:4,000+
コンテンツ戦略
- スケジュール:隔週で投稿
何度も読み返すトピックがたくさんありますが、コンテンツを新鮮に保つために、必ず次から次へと移動するようにしています。これらには、人工知能、哲学、未来主義、意識と夢の神経科学、さらには文学、芸術、ビデオゲーム、教育などが含まれます。
Substackの成長に関して他のライターに提供できるもっとも有効な学びは何ですか?
十分な頻度で公開しなければ、購読者を失うことになります。私はその逆が真実であることに気づきました。私の経験では、あなたが送信したメールのリストに載っているという通知を受け取ると、購読を解除する人もいます。私の意見では、あまりにも多くの人が頻繁に出版しすぎて、購読者の離脱を引き起こしていると考えています。私は隔週で投稿していますが、それが私にとってはうまくいきます。
出典:Substack
ニュースレター成功例の分析
上記の成功事例で注目すべきなのは
- 十分な頻度の配信を必ずしも必要としない
という点です。
十分な頻度の配信を必ずしも必要としない
基本的なニュースレターの戦略は
- 定期的な配信
- 高頻度の配信
ですが、この筆者は
- 定期的な配信
- 隔週での配信
という形で、配信スピードはかなり遅い部類のニュースレターと言えます。
その分
- 高い質の配信
- 文字量の多い配信
となっています。
この筆者は、逆に「高頻度の配信が購読者の離脱を生んでいるのではないか?」と言っています。
たしかに「どうしても週2回配信しなければ」というルールを作ってしまうと、質が伴わない配信を無理やりしてしまう可能性も出てきます。高配信で質が低下すれば、購読者が減ってしまうのは事実でしょう。
自分の配信するニュースレターの質が保たれなければ意味がないため、質を維持できるペースの配信を心がけることが重要という考え方です。